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TRPG関連のお話

陸守陽日の手帳

死亡時何かに役立てられればいいなと思ってつけていたもの

と、遺書的なもの

 

 

手帳
・スケジュールがこの宿泊期間以外にもびっしりと埋まっている。会議やプレゼン納期などと書いてある
・所々赤丸で囲まれた日付がある(アイデア/ディアゴスティーニやプラモデルの発売日)
・事細かく書かれていることから、人物の几帳面さが読み取れる。(心理学)
→実は本人はINT8の超絶忘れん坊なだけである
・メモ欄スペースに以下の記述を見つける。

「主人は常時不在
砂糖菓子7つ 部屋に掛けられた詩とメレンゲ人形
メレンゲ人形は主人が置くように設置した 詩との関係?
主人はいつも手紙で指示をする
ラクサイヒロクニは最近ここに勤め始めた
この屋敷は何だ?僕や他の客は何の為に呼ばれた?」
「本
魚来島という土地 人殺し 未解決 研究所 医薬品
虹色の使役物 仙人 危険なもの 
朝霞石 魔術的な力を溜め込む もう一冊は小難しい書き方をされている禍々しい内容であることは確からしい
恐らくはあの島と同じように何かに巻き込まれている もう離島旅行には行かない
ピッチフォーク・鎌・ガムテープ・ビニール紐・殺虫剤・蚊取り線香・高枝切り鋏
触ったのは失敗だったかもしれない」
「グンジョウアリサ死亡まず一つ『蟻に食われる』
倉庫の物品を処分したいと願うも却下。念の為此方の職業をラクサイヒロクニに明かす
(コバヤシレンは僕をどう捉えている?)」
「小難しい本
虹色の使役物=ショゴス=玄関先の怪物?
【悪意の招来】
悪意の神は、恐怖と血によって呼び出される。7人の死体を神棚に捧げた時、神は術者の願いを一つだけ叶えてくれるだろう。そして、願いと引き換えに神は現世に表れる。
コスト:MP1d10 SAN1d20
【位置の交換】術者の位置を、他の物体と入れ替える呪文である。
コスト:MP20
その他使用方法の分からなかった文字列がいくつか」
「ラクサイヒロクニ死亡
崖の下、顔は潰れているが、服装や体格から推察。致死量の血が身体の下に広がっている。恐らくは『砕ける』」
「廃屋
・調べられた廃屋は3つ
・そのうちいくつかの部屋にはかなり時間が経ったと思われる血痕
・発見したものは安全靴、バールのようなもの、鉈、厚手のコート、マフラー、アクリルのセーター、手帳、財布
→厚手のコートは廃棄 安全靴、鉈はアラシザワシキ
・手帳はボロボロになっている。筆者は贄を用意して神を呼び、願い事を叶えようとしていたようだということが分かった
・財布の中の免許証:名前は中坪卓也。免許証の更新期限は1984年。当時38歳」
「研究所
・資料室→研究は不老不死に関するものであり、その記述から創業社長が偏執的なまでにその研究に拘っていたこと、そして研究が迷走していた
・仮眠室→研究所の人間は疑心暗鬼を起こし、次郎という人間が死んだことから事態が進展。メモの筆者は犯人が判った?
・実験室→人間1人が入れる大きさの薬品タンク、中身は揮発性の液体だったが既にただの水となっている」
メレンゲ人形が減っている。全員の不在中に誰かが来たのかもしれないが、形跡は発見できず」
「ラクサイヒロクニの妻らしき人物の手紙を発見。住所確保」
「大正時代、魚来島は製薬会社が所有しており、その企業の財産の一部が未だ島に眠っているらしい
今回の招待主である文具メーカーの個人情報流出事件が3ヶ月前に起こっている
中坪卓也は再開発時行方不明になった製薬会社の人間→製薬会社は2回島を開発している?製薬会社と文具メーカーの関連性は見つけることができなかった(google)」
「ニキミナヅキ、セラミルク死亡
ニキ:肉塊。所々にある衣服の端切れ以外に、それがニキミナヅキであると推察できる物体はない。元の形も分からないほどぐちゃぐちゃに潰れている。指輪が見当たらない。踏まれ潰れた
セラ:達磨。手足がもげ、腹が膨れた状態。ピッチフォークを添えられ、ゴミ捨て場に打ち捨てられていた。グンジョウアリサのスマホを所持、本人のスマホは腹部。打ち捨てられた」
「全ては彼女が夫と息子を蘇らせる為だったとしても、事態は収束していない。今僕にできることは?
『精神操作』
対象を操ることができる。対象を肉眼で捉えられる限り、どんな相手であってもコントロール可能。何度でもかけ直すことができる。
コスト…SAN1d8 MP8
『魔力を束ねる』
目的の一致した複数人が手を繋ぐことで、MPを出し合って呪文を唱えることが出来る。
コスト…なし
『悪意の招来』
恐怖の感情と死体を捧げ、イゴーロナクを呼ぶ呪文である。存分に恐怖を味わわせた7人の死体を、海岸の崖下にある洞窟に捧げることで、イゴーロナクは現れる。そして、術者の願いを一つだけ叶えてくれる。
コスト:MP1d10 SAN1d20」
「深夜ショゴスと詩の実行者を待ち伏せる為に寝溜めして待つ作戦を決行、失敗に終わる。コバヤシレン死亡、紅茶に溶ける。ショゴスに精神操作は効かない」
「(破り捨てられた跡)」
「彼は誓約を守るのだろうか」
「僕は間違っていたのか。僕が行ったことはとんでもないことだと、知っていたはずなのにな。彼女を肯定するわけにはいかないのにな。でも僕と彼が間違った選択をしたとすれば、猶更生きていかなければならない」
「■■をたべたい こんなものではたりない ■■■■ ■■の味 ぼくは」
「■■■■■■■■■■■■■■■■」

 

警察手帳
警視 陸守陽日

【メモ束】

・陸守陽日、捜査二課刑事、階級は警視
・身分を明かさなかったのは単に「警察がいては旅行を楽しむこともできないのではないか」と思った故の対処である
・見聞きしたものに関しては手帳を参照
・(どこかの住所)陸守水月→伝言。探偵の仕事はやはりお前には向いてないよ。お前の話を聞くのは好きだけどね。
・(どこかの住所)陸守歩、陸守飛鳥→身勝手な息子になってしまってごめんなさい。お金は適当に分配してください。先立つ不孝をお許しください
・刑事であること、昔離島にこのような事態で軟禁されたことがあることよりの経験則だが、こういう時必ず何処かで誰かの意志が働いていることが多い。僕たちがするべきはその意志に抗うことである。例えそれが人ならざるものであるとしても
・もし僕がゾンビのように敵意を持って蘇ることがあるならば、迷わず殺すこと。過去に死んだ人間より今生きている人間を尊重するべき
・僕は事態を解決したいと行動しているつもりでも、実はリスクを無意識に回避していたのかもしれない。それは職務において恥ずべきだろうか(小文字)
スマートフォンのロック:0197

スマホの写真:詩、メレンゲ人形(7つの状態/初日)、崖下の死体、メレンゲ人形(6つの状態/2日目9時頃)、メレンゲ人形(4つの状態/2日目17時ごろ)、ビニール袋の中のメレンゲ人形、洛西宮子の手紙(住所が写っている)、メレンゲ人形(2つの状態、3日目10時半)